元子ども兵の社会復帰支援
彼女の名はトシャ・マギー。アフリカのウガンダという国から来ました。ウガンダでは内戦が20年以上続いています。戦争の兵士と聞くと頑強な男をイメージするのではないでしょうか。
ところが驚くことにウガンダでは反政府軍の七割が少年兵で、しかも殆どが拉致され強制的に戦わされているのです。男の子は前線に、女の子は性被害に合うか強制的に兵士と結婚させられているのです。
戦場で育った子どもたちは文字も読めず計算も出来ません。仕事も知らず親も殺された彼らには、軍隊しか生きていく術がないのです。
やっとのことで抜け出したとしても、体だけでなく心までも傷ついた彼らのケアが大きな問題でした。
トシャ・マギーさんは自ら親をゲリラに殺され難民として育ちました。
彼女は独学で英語と算数を身に付けてインド人のコンピューター会社に就職。5人のストリートチルドレンを引き取って自分の子どもとして育てています。その後、元子ども兵の問題に取り組む日本のNPOテラ・ルネッサンスに出会い、初の現地職員になりました。
今回の来日目的は、元子ども兵の悲惨な現状を伝え支援の呼び掛けです。その彼女が平和な日本で毎日何人も自殺する現状に驚きメッセージをくれました。
「一人ひとりに未来を造る力がある」
ありがとうマギーさん
インタビューの放送は後日どりくらTVにアップします。よかったら見てください。
どりくらTV
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